病気やケガと上手くつきあう
2020-05-07


最近免疫に関する研究の翻訳が続いています。乳幼児期に過剰に清潔な状態で育つことや過剰な投薬によって腸内細菌の様相が変わること。それがアレルギーなどの自己免疫疾患の原因や、病気へのかかりやすさや重症化に関係すると指摘されるようになりました。本を読んでいると「乳幼児期には土は食べた方がいい」とか「腸内細菌で情緒の安定度が変わる」などギョッとするような記述が見られます。15年ほど前だったでしょうか、O-157が保育園で流行した際に清潔な子どもほど重症度が高いという研究を読んだことがありましたが、腸内細菌研究は今とても進んでいるようです。

子どもたちには、病気にかからず、ケガもしないでほしい。
でも免疫力と、大きなケガから身を守る身体能力を獲得してほしい。
保育の選択には、常に矛盾がつきまといます。

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