子育て支援の場は、子育てをはじめたばかりの保護者が
気軽に相談し交流できる場所、深刻な相談を防止する場としてつくられました。
集合住宅やまちのなかでは、赤ちゃんや小さな子どもは迷惑がられるばかり。
道ばたや縁側のような居場所や交流の場がなくなった地域のなかで、
みんなで一緒に育てられる場所、それが子育て支援の場です。
まちのハードが子どもが育つ、子どもを育てる環境として貧困になったため、
地域子育て支援拠点が必要になりました。
子どもを健やかに育てられる地域環境がなく、
子育て支援の場に行っても居心地が悪く、
子育てを大変だとしか感じられなければ、
保育園への入園希望者は増える一方でしょう。
子どもが育つ環境として、まちのハードを見直し、
子どもが歩ける、遊べるまちづくりに改善するとともに、
各市町村の子育て支援施設の機能を点検をする必要性を感じました。