最近、駅、空港などの公共施設内に、子どものためのスペースの充実が図られています。
大人は座りたい人たちですから、カフェが休憩や居場所になりますが、
動きたい赤ちゃんや幼児は、まちなかの居場所が、なかなか見つかりません。
乳幼児は動き回ることによって脳のシステム(心と体)をつくる時期です。
長時間体を動かすことができないと、泣いてぐずり、ときに叫びます。
とくに駅や空港など、長時間じっとする乗り物に乗る前には
体をうんと動かせる場があると、子どもも大人も本当に助かります。
乗り物にのったとたんに赤ちゃんが「ことり」と寝ると、親もうれしいですね。
空港は比較的歩かせる場所がありますが、
駅には、人に迷惑をかけずに体を動かす場がなく、
待つ時間、子どもと一緒に階段を登ったり降りたりするぐらいしかありません。
ところが、博多駅、軽井沢駅で、こんな駅ナカ施設を見つけました。
しなの鉄道 軽井沢駅から入場料を払って入ると・・・
駅のホームに子どもの遊び場が。
右側が電車が入るホームです。
ブランコにのったり、電車に乗ったりする場もあります。
ハイハイやねんねの赤ちゃんがすごせるスペースもあります。
森の小リスキッズステーションという駅ナカ施設だそうです。
しなの鉄道、すばらしい!
設計は、あの豪華列車「ななつ星」などの設計に携わった水戸岡鋭治さんだそうです。
こちらは博多駅。同じ設計者です。
ここなら、列車を待つまでの間、赤ちゃんを下ろして遊ばせることができますね。
ここへの入場には、駅への入場料プラスわずかな入場料がかかります。
JR博多シティの施設です。
次は、どこにできるのでしょうか。楽しみです。