動物がくれる力
2025-08-27


街頭でしか購入できない「THE BIG ISSUE」、久しぶりに販売者さんを見つけ4号まとめて購入しました。
VOL.506、7月1日号のスペシャル企画は、「スイミー」や「あおくんときいろちゃん」の作家レオ・レオーニ。
絵本の背景にあるレオ・レオーニの育ちや経歴を電車の中で夢中で読みました。

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そして特集の「動物たちの力を借りる」があまりにも面白くて、満員電車の中で、「この雑誌知ってます?面白いですよ!」と周りの人に見せたくて仕方がない衝動にかられました。

特集では、アニマルセラピー(動物介在介入)の多様な実践、子どもたちが犬に読み聞かせを行う実践(三鷹市立三鷹図書館)、生きづらさを抱える子ども・若者に保護犬・猫のケアやトレーニングの機会を提供する実践(認定NPO法人キドックス)などのインタビュー記事があります。

アニマルセラピーの多様な実践では、
学校犬や図書館犬、
一時保護所で子どもに寄り添うセラピー犬、
重い病気の子どもの検査や、治療に寄り添うファシリティドッグ、
被害者の子どもが裁判所で証言する際に寄り添う付き添い犬、
少年院等で保護犬の訓練を行う実践など、
わずか数ページの記事のなかに様々な実践が紹介されていました。
加えて、「犬には、子どもの心を瞬時に開かせる力がある」、
「全面的に受け入れられていると感じることができる」、
傷ついた子どもたちが、「傷ついた犬の世話をするなかで生きる力を取り戻していく」、
(いずれも大塚敦子さんのインタビュー)
など、保育にも共通する示唆に富む言葉があふれていました。

大塚敦子「動物がくれる力ー教育、福祉、そして人生」岩波新書
も、ぜひ読んでみたいと思いました。

[本の紹介・保育]

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