久しぶりに、福岡市の城南区子どもプラザへ寄ってきました。「ただいま〜」って感じです。
城南区子どもプラザは城南区の保健福祉センターの中にあります。利用者が帰った後に写真を撮りました。
あたたかな空間はそのままで、ほっとします。窓の向こうはマンション群。
ここは保健センターの会議室。真っ白な壁に金属の防火扉ですが、畳と布と緑で、あたたかな空間を演出しています。色彩が抑え目で、人がいないと物寂しく感じるぐらいの空間の方が、人が入ることでちょうどいい刺激の空間になします。ちょうど、「子育て支援と心理臨床」に、引き算の空間について、コラムを書いたところでした。不思議なことに同じ号に、福島で頑張っている永野美代子さんの実践が紹介されていました。少しずつ子育て支援の現場から去っているなかで(私もその一人です)、現場でふんばり続ける人がいます。ほんとうにすごいことです。
HIDEKIさんがつくった台所はたくさんの子どもたちに使い込まれていました。ドレッサーもすっかりあめ色です。
ダイエーで買った両手鍋も大切に使われています。遊び込んでいる場所では、鍋もボコボコになりません。
城南区こどもプラザのスタッフは、広場の時間中、ずっと親子のそばにいます。公園への出張ひろばや外遊びの推進にも熱心に取り組んでいらっしゃいます。保健師さんたちとも連携が進んでいると聞きました。
マンションに囲まれたビルの谷間の子育て空間。いつまでも残っていてほしいと願いました。