家庭にこもりがちな親子に
2013-12-23



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P研(保育の専門性研究会)のメーリングリストで、貸出用の玩具を希望する家庭に保育士さんが届けるという取り組みが紹介されていました。めぐみ保育園 絵本とおもちゃの貸出宅配サービス にこにこ便
初めての家庭でも、玩具を届ければドアを開けてお話ができるし、玩具の説明で家に上がることもできるそうです。本当に先生方の工夫は素晴らしいですね。

子育て支援者が集まると、家族だけで子育てをしている親子にどうアプローチするかが話題に登ります。
今回は、子育て支援の広場や支援センターのスタッフが、実際に行っている工夫をご紹介します。

□ホームページを設ける
初めての場所に行くのは誰でも不安。園内の様子広場やセンターの中の様子がわかる写真など、少しでも安心して利用できる情報を公開します。電話番号は市外局番から。転居してきた人にもわかる地図も必ず入れます。
□利用したくなる情報を掲載する
パンフレット、通信やホームページには、読むと思わず利用したくなるような情報を優先的に掲載します。たとえば、転居してきた人や一人で利用する人が多いこと、3か月の赤ちゃんでも利用できること、子どもは親と密着しているよりも多様な人のなかで育つことが大切なこと、模倣とかかわりで子どもは伸びることなどの情報です。
□親が外へ出たくなるような情報を掲載する
通信やホームページには、自然とかかわって楽しげな子どもたちの様子、小さな子ども同士で楽しそうに遊んでいる様子、他の子どもが楽しそうにしている様子など、他の子どもの真似をしてトイレにいく様子など、子どもが健やかに育つには、自然と人のなかで子どもを育てることが大事だと感じる情報を掲載します。
□家庭内でのこもりきりでの子育てを防止する情報を掲載する
家庭にテレビベビーシッターさんがいて、早期教育のDVDや乳幼児向け番組・DVDが赤ちゃんや幼児の相手をしてくれる場合には、公園や支援の場を利用する必要性がありません。テレビを消すと子どもは親に遊んでほしがるため、親が子どもを外へ連れ出すことが増えます。日本小児科医会等の「2歳まではテレビを見せないようにしましょう」という情報を転載して活用します。
□電話の応対では会って話すときよりもあたたかく心をこめて応対する
保護者が電話で問い合わせをするときには、初めてで不安があったり、悩みがあるときも多いもの。電話の応対は直接会ったとき以上にあたたかく丁寧な対応をしています。
□乳児向けのイベントを開催する 
ベビーマッサージ、夜泣き講座など、子育てをはじめたばかりの時期に、保護者が外へ出て人と自然のなかで子育てができるようなきっかけづくりになるようなイベントを優先して開催します。
□乳児向けの環境構成を行う

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[保護者支援・連携]

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