今年度の保育学会は東京家政大学。付属園の見学会があり、幼稚園とナースリールームの見学に参加しました。
ナースリールームの井桁先生の実践は本やお話を伺って勉強させていただいており、保育環境の素晴らしさは予想していましたが、現場は予想をはるかに上回り、「はあ〜」「ほお〜」っとため息をつきっぱなしの見学となりました。
保育者が設計をした保育室と園庭は、乳児の動きと大人の動線がよく考えられ、子どもの遊びや生活が守られ、保育者も使いやすいものでした。またそこにおかれた家具や遊具、一つひとつの飾りに、子どもへの深い愛情と、保護者へあたたかい心遣いが感じられました。
学び続ける実践者は、ここまで専門性を高めることができるのかと興奮しっぱなし。説明をしてくださる職員の皆さんもまた説明内容とその振る舞いが「プロ」。見学する私も、保育者としての誇りをいただきました。
東京家政大学付属ナースリールームは、乳児保育のモデルであり、世界に誇る乳児保育施設ですね。