2010-04-25
「せんせい、おかあさんぼくのこときらいなんだ」保育園にいたときに、何度か子どもからこういう言葉を聞きました。お母さんから投げつけられる言葉を、子どもは(今日はお母さんは疲れているんだ)、(忙しいから気持が荒れているんだ)なんて、想像することができません。
大人の言葉が荒れ、子どもたちの周囲には冷たい言葉、厳しい言葉が飛び交っています。せめて園では、子どもに愛情を伝えるあたたかい言葉にみちた絵本を選びたいものです。
「どろんここぶた」(読んだ後、満足そうなため息をつきます)アーノルド.ローベル、文化出版局
「あやちゃんがうまれたひ」(4歳から、自分が愛されていることを感じる絵本)福音館書店
「モモちゃんがあかちゃんだったとき」(紙芝居なら4歳ぐらいから)松谷みよ子、童心社
「ちいさいモモちゃん」(5歳から、モモちゃんの話がいっぱい)松谷みよ子,講談社
「ママだいすき」え・真島節子,文・まどみちお,こぐま社
「きいちごつみ」(4歳から、詩の絵本)福音館書店
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